代表挨拶
「人の心を、触れずに知る」。それが、私たちカレアコーポレーションが追い続けてきたテーマです。
いま、この技術を必要とする時代が訪れています。AIはロボットと結びつき、現実の空間で自ら判断して動く「フィジカルAI」として、工場や物流から介護、家庭へと活躍の場を広げつつあります。国内でも高市政権のもとでフィジカルAIやロボット分野が成長戦略の柱とされ、人とロボットが共に暮らす社会が現実味を帯びてきました。
その社会でロボットに求められるのは、正確に動く力だけではありません。目の前の人の体調や気持ちに気づき、寄り添う力です。私たちのバイタルセンシングは、まさにその「気づく力」をロボットに与える技術です。
当社は、非接触・無拘束で脈波・呼吸・体動を捉えるバイタルセンサーの開発に取り組んでまいりました。独自技術「バイタルエンジン©」は、脈波の揺らぎを解析し、ストレス、眠気、集中、精神安定度、喜怒哀楽といった心の状態を数値化します。マイクロ波ドップラー方式による衣服や壁を透過した検知、さらに60GHzミリ波型センサーSDKの提供など、富山大学をはじめとする研究機関との連携のもとで技術を磨き続けています。
このバイタルセンシングをロボットやフィジカルAIと融合させることで、ロボットは相手に触れることなく体調の変化に気づき、感情に寄り添って振る舞えるようになります。介護の現場での見守りから、家庭、医療、オフィス、モビリティまで、「心がわかるロボット」が活躍する社会の基盤となる技術を提供することが、当社の新たな使命です。
当社は開発会社として技術の進化に専念し、販売代理店である株式会社ニッテクデバイスとともに、この技術を一社でも多くの企業の皆様のもとへお届けしてまいります。年齢を重ねても誰もが安心して快適に暮らせる「コンフォートエイジング」の実現、そして人とロボットが心を通わせて共に生きる未来に向けて、これからも挑戦を続けてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社カレアコーポレーション
代表取締役 CEO 吉田 一雄